ワキガ 臭の元を抑える食生活とは！？

ワキガを抑える食生活。臭いの元を抑える食物とは？ワキガ体質改善に必要な食べ物と臭いを誘発させる食べ物とはいったい何か、現代人のワキガ増加の理由が見えて来ます。

日本人がワキガの臭いに敏感な理由と
食文化の違いによる
ワキガの原因であるアポクリン腺の退化
について前項で述べましたが、

食生活とワキガに密接な関係が
ある事もお気付きだと思います。

昔のフェロモンのなごりで
人にとって迷惑なだけの
アポクリン腺が今でも遺伝子によって
引き継がれています。

生まれて来る赤ちゃんはみんな
持って生まれてくるのです。

しかし、性ホルモンの発達していない
幼年期に臭いが発生することはありません。

思春期を迎える頃には退化して
特定の場所だけに残ります。

その残ったアポクリン腺は
通常、正常なホルモンバランスの状態では
活動を行わないと言われています。

ところが遺伝による体質で
活動してしまう人がまれにおられます。
その人たちが一般に言われるワキガ症です。

前項でワキガは遺伝によるものとお伝えしましたが、
アポクリン腺はみんな持っています。
それを退化させる体質なのか、それとも活発化する
体質なのかが、遺伝で左右されるところなのです。

遺伝ならば自分でどうこうできないではないか？
こう思われた方も居られるでしょう。
でも、そんなことはないのです。

アポクリン腺の活動を抑えれば
臭いの元となる分泌液も少なくできる訳ですから

その昔、日本の食生活が野菜中心だったお蔭で
体臭の少ない日本人になれたように、
日頃の食生活を気を付ければ
ワキガも抑えられることになります。

◆ワキガに良い食べ物、悪い食べ物

まずは、欧米型食物を極力控える
お肉、チーズ、バター等の乳製品を控え
野菜、穀物、豆類、魚などを積極的に
食べることを心がけてみてください。

高カロリー、高脂肪の食事は余分なカロリーを
皮下脂肪に溜めてしまいます。
皮下脂肪はアポクリン腺を刺激して活動を
活性化してしまうことにつながります。

また、その反対に
緑黄色野菜にはビタミンAが多く含まれていて
皮下脂肪の新陳代謝を促しお肌の抵抗力も向上、
そして、臭いの元となる雑菌の繁殖も抑えます。

アポクリン腺の分泌液に含まれる過酸化脂質も
臭いの原因の一つです。これも胚芽とゴマに含まれる
ビタミンEによって抑えることができます。

肉・油・乳製品を減らすことにより、
カロリーオーバーを制止、アポクリン腺の活性を抑え、
野菜や穀物によってビタミンAとビタミンEの摂取で
臭いの元を抑える。

この二重の対策により
ワキガのニオイを極限まで抑えることができるのです。

◆現代人のワキガ増加はなぜ？

これらのことから、
現代人にワキガ増えてる理由は
高度経済成長の時代に洋食文化が日本に入り出した。

幼いころから肉中心の食生活に練れてきた年代が、
成人になった現在、経済不況のストレスと重なって
ホルモンバランスの乱れが生じ、
アポクリン汗腺の活動が再び活発化し始めた
ことにあると予想されます。

ワキガ体質は次の世代へと引き継がれます。
あなたのお子さんもまたニオイに悩まされる事のないよう、
あなたの時代で体質改善しておくことが望ましいのです。

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