ワキガ臭 クサくてイヤな日本人、イヤとは思わぬ欧米人

今、なぜ ワキガに悩む人が増えているのだ！？その原因を探る。食文化の違いでワキガに対する認識の違いや変化にどう対応すべきかが見えてきます。ワキガに悩む人が増えている原因までも・・。

ワキガに悩む人たちは
少しでもニオイを抑えようと
日々辛い思いをされてることと
お察しします。

近年、ワキガにお悩みの人が
増加をしているそうです。

どうしてでしょう？

この原因を考える時、
生物が誕生し今に至る過程や、
昔の人の生活習慣と
人間の進化と退化のお話をすると
わかり易いと思います。

生物である以上
子孫を残す手段は必要です。

オスとメスの出会いは
生物によって様々ですが、

我々人間の祖先（動物）は
自分のパートナーを選ぶ時、
視覚、聴覚、臭覚をフル活動させ
相手を選んでいました。

特に臭覚は見えない遠くに居る
又は木陰や物陰に隠れている
オスかメスまでも知ることができる
貴重な能力なのです。

昆虫や動物が今でもニオイを頼りに
相手を探してることは
ご存知のことと思います。

そのニオイのことを「フェロモン」と呼び、
メスが発するフェロモンを
オスがキャッチし追いかける図式が伺えます。

そのフェロモンが人のワキガだと
言われているのです。

人間の進化の中で
言葉の発達による
コミュニケーション方法が
最も大きな進化と言えます。

そのため、不要になった
フェロモンは退化し始めたのです。

現在では人の五感すべてを使い
相手を察知していますよね。

その大昔に重要な役割を果たしていた匂いが、
今では嫌がられる不要かつ、
迷惑な臭いに化してしまったのですね。

そして日本の文化は農耕民族を
経験します。田を耕し穀物や野菜を
食べ淡白な食生活を長く続けます。

この時点で、
日本人は豆類や魚のタンパク質、
野菜に含まれるビタミンAも多く
摂取してきているのです。

これがいわゆる日本食ですね。
そのおかげで
益々、　ワキガの原因となる
アポクリン汗腺が退化して行った
とされています。

ところが、狩猟民族で肉食が
長く続いた欧米では、今でも
ワキガはあたりまえのニオイで
気にする人も少ないのです。

人も動物。
ニオイが有って何が悪い！
的な考え方みたいです。

その点、文化の違いで
早くから臭いと縁を切った
日本人特有の拒絶反応があるようです。

現代人の食生活は
お金さえ払えばなんでも食べられます。

洋食だろうが中華だろうが
イタリア料理にフランス料理
ハンバーガー、ピザ、スパゲッティ

お菓子も豊富で、スイーツあり
なんでも御座れの日本です。

食生活だけは、かつて狩猟民族
だった肉食の民族の状態へ
逆戻りしています。

しかも、ニオイに過敏な文化は
そのままにして・・・。

ワキガに悩む人が増える
理由がここにあるのですね。

今までの歴史の中で
見えて来るワキガを抑える
食生活とは・・・。

次のページに続く>>　ワキガ　臭の元を抑える食生活とは！？

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